4ヶ月で1,400回のリピートを記録し、パン屋さんのフードロス対策に貢献!

4ヶ月で1,400回のリピートを記録し、パン屋さんのフードロス対策に貢献!

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こんな方におすすめの記事です👉 ・地方のロードサイドで店舗経営をしている ・LINE友だちを増やしたいが、なかなか伸びずに困っている ・地元の方にメッセージ配信したいが、どのような文章にしたらいいか分からない

タグ:#パン #ベーカリー #フードロス #LINE友だち獲得 #メッセージ配信

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今回は千葉県 松戸市で、長時間低温熟成にによって旨みを引き出したパンを日々作っている「パンドラテール」の白岩様に、短期間で「多くの友だちを獲得した方法」「メッセージ配信で売上を上げる方法」についてインタビューしました。
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店名
パン・ド・ラ・テール
ジャンル
パン・サンドイッチ・洋菓子
住所
千葉県松戸市五香1-23-6
席数
なし
開業日
2011年3月21日
WebSite

様々な集客を試した結果、原点回帰して地元の方々の認知向上に取り組む

本日はお忙しい中インタビューのお時間をいただきまして、ありがとうございます。ミコミーの話に入る前に、まずは白岩さんについて教えてください。そもそも、なぜパン屋をやろうと思ったのでしょうか?

そうですね、先代は私の母でございまして私が開業したわけではございません。高校卒業後に、専門学校でプログラミングの勉強をしていたのですが、どうもパソコンに向かい続けているのは私には合っていないと感じまして、今後の自分の進路について考えた結果、母の始めたパン屋を継ぐことを決断しました。

これまで、様々な集客施策を行なってきたと思うのですが、どういったことに取り組んでこられたのでしょうか?

10年以上前になりますが、お店のオープン当初はチラシを撒いたりしていました。昔はある程度の効果はありましたが、年々効果は下がっていると感じます。デジタル広告などにも挑戦したことはあるのですが、費用対効果が出ていると感じることはできませんでした。 そこで、原点回帰してプロの方に撮影してもらった商品写真を壁に貼って、地元の道ゆく方々へのお店のことを知っていただくことに力を入れてます。

地元の方々の認知を上げることが重要なのですね。

そうですね。もちろん遠方からいらっしゃる方もいますが、駐車場がないので多くのお客様が地元の方々です。

紙の会員証をデジタル化し、LINEでコミュニケーションを行うためミコミーを導入

ミコミーを利用しようと思ったきっかけや、理由について教えてください。

もともと紙のスタンプカードを使用していたのですが、管理がすごく面倒でスタッフのオペレーションにも負担が大きかったです。たとえば、スタンプカードを家に忘れた場合はレシートにスタンプを押して、後日まとめてカードに押したり、無くしてしまった場合の再発行だったり、とにかく大変でした。

なるほど。ミコミーであればスマホの中に会員証を作ることができ、QRコードを読み込めば自動的にポイントをつけてくれるので管理も簡単になります。

スタンプカードの管理以外にも、ミコミー導入前に抱えていた課題は何かございますか?

先ほどの集客の話にも繋がるのですが、昨年からパン教室を開催し、対面でパンの特徴やこだわりを伝えることでコアなファン層を増やしていこうと取り組んでいます。 こうしたパンドラテールのファンでいてくださる方々と、パン教室で対面で会話をするだけでなく、LINEなどでコミュニケーションをしたいと考えておりましたが、ゼロからアカウントを立ち上げて用意するのは面倒でハードルが高かったので、どうしようかと悩んでおりました。
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友だちを増やすためにPOPを改善!今ではミコミー会員の90%がリピーターに!?

パンドラテールさんは、ミコミー導入2ヶ月で友だち数が220名を突破しました!そして、2024年に1月〜2月にかけては月間300件ほどのQRコード読み取りがあり、約90%の読み取りがリピーターのお客様によるものとなっています。 まず、利用開始後すぐに友だち数を増やすために行った取り組みについて教えてください。

パン屋はレストランのようにテーブルにメニューをお持ちして接客することができないので、レジ前でいかに訴求するかが重要です。 そこで、ミコミーさんに用意していただいたPOPに対して、吹き出しをつけたり、より特典内容がわかりやすいように補足説明を書いて改良しました。
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初回特典にはどのようなものを設定しているのでしょうか?

初めてQRコードを読み込んでいただいた方にはチョコレートのクッキーをお渡しております。割引なども考えたのですが、焼き菓子なども作れる設備はあるので、せっかくなのでパン屋らしい特典をつけることにしました。 このクッキーが美味しいと喜んでいただける方が多いこともあって、最近はスイーツ作りにも挑戦しております。

なるほど、こうした細かい工夫を行なっていくことが重要なのでしょうね。 リピーターの多くがミコミーを利用してくださっていますが、これは何が要因だと思いますか?

来店ごとにポイントが貯まり、貯めたポイントに応じて会員ランクを設定しています。そして会員ランクに応じた割引が毎回受けられる設定にしております。 地元の方々を中心に日常使いしていただくお店なので、こういった特典設定に対してお得感を感じていただいているのだと思っております。
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シンプルなメッセージ配信で売上アップ&フードロス削減を実現!!

獲得した会員様に対してメッセージ配信も活用をいただいております。初めてメッセージ送信した際、かなり反響があったと伺ったのですが詳しく教えていただけますか?

初めて会員向けにLINEでメッセージ配信したのは2023年の12月中旬のことなのですが、その日は雨が降っており、気温も低く通常よりも客足が鈍っておりました。 パンは日持ちしませんので、作った分はその日に売り切らなければならず、売れ残ってしまうと利益はもちろんのこと、フードロスが発生してしまいます。 そこで、シンプルなメッセージではありますがミコミーの会員に店内商品2割引のメッセージを16時頃に送りました。配信後すぐに電話がかかってきたり、アルバイトスタッフが驚くほどお客様が沢山来店しくださいました。おかげで、売り上げも平常時と同じレベルまで回復しましたし、フードロスを抑えることができました。
実際に配信されたLINEメッセージの画面
実際に配信されたLINEメッセージの画面

SDGsの観点からもフードロスを抑えることは重要ですよね。メッセージ配信でうまくいった事例は他にもございますか?

そうですね。先ほどの例と似ているのですが、1月に天候が悪い日がありました。そこでシンプルで簡単なメッセージを送信しました。 この日は通常時と比較して、売上が半減に近い状態だったのですが、そこからメッセージの配信の効果もあってか、売上が7~8割程度まで引き上げることができました。
実際に配信されたLINEメッセージの画面
実際に配信されたLINEメッセージの画面

新商品のご案内やこだわりを、地元の方々と共有

POPを改善して友だちを順調に獲得し、メッセージ配信によって売上の創出もできいるのは本当に素晴らしいと思います。 冒頭の話で「LINEを活用して地元の方々とのコミュニケーションを大切にしたい」という話がありましたが、そうしたメッセージ配信も実施されていらっしゃいますか?

はい。クーポンや値引きなどの情報をフックに集客するためだけでなく、新商品のお知らせや、商品に込めたこだわりについてもミコミーを使って発信しています。 パンドラテールの主な顧客層である30~60代の主婦の方々に当店を思い出していただき、興味を持ってくれるようなメッセージを作っております。
実際に配信されたLINEメッセージの画面
実際に配信されたLINEメッセージの画面

メッセージの配信ですが、操作方法など難しくはなかったですか?

いえ、特に難しいと思ったことはないですね。操作しやすいと思います。 よくレポート機能を使うのですが、データも見やすいですし、来店者数だけでなく、年代や性別なども見れますので、どういった方々が来店しているのか把握できるようになりました。
レポート画面のイメージ(値はダミーデータです)
レポート画面のイメージ(値はダミーデータです)

今後ミコミーで取り組みたいこと

今後はどのようなことに何に取り組みたいですか?

最初は会員証の置き換え程度に考えていましたが、QRコードを読み込んで会員になった方々に対してメッセージ配信ができるので、活用方法について模索中です。 最初はロス対策も兼ねて集客で使っておりましたが、最近では新商品のご案内でも使っています。これから開封率なども把握できるレポート機能が提供されると聞いてますので、こういったデータも見ながら地元の方々に喜んでいただけるメッセージを考えていきたいと考えています。

ありがとうございます。 これからも様々な機能アップデートを続けていきますので、さらにミコミーを活用いただけますと幸いです。

本日はお忙しい中、ありがとうございました!